マラウイの国旗は、上から黒・赤・緑の横じまで、いちばん上の黒い帯から、赤い太陽が昇るデザインです。
この太陽は、アフリカ大陸の希望と自由の夜明けを表しています。
じつはこの国旗、2010年に一度ちがうデザインに変えられ、わずか2年でまた元にもどった、という変わった歴史をもっています。
この記事では、マラウイの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 黒・赤・緑と昇る太陽の意味
- 太陽が「昇っている」理由
- 2年だけ使われた幻の国旗
- 国旗クイズで迷わない見分け方
マラウイの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、アフリカの夜明けを描いた旗です。ポイントは3つあります。
- 太陽は、アフリカの希望と自由の夜明け
- 黒・赤・緑は、人々・戦い・自然を表す
- 2010〜2012年だけ、別のデザインが使われた
基本データ
| 正式名称 | マラウイ共和国 |
| 制定日 | 1964年7月6日(独立と同じ日) |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | リロングウェ |
| 人口 | 約2,100万人 |
黒・赤・緑と昇る太陽が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 黒 | アフリカ大陸の人々 |
| 赤 | 自由のための戦いで流された血 |
| 緑 | 豊かな自然 |
| 昇る赤い太陽 | アフリカの希望と自由の夜明け |
マラウイが独立した1964年ごろは、アフリカの国々がつぎつぎと独立していった時代でした。太陽がまさに昇ろうとしている形は、そんなアフリカの新しい時代の始まりを表しているのです。
2年だけ使われた「幻の国旗」
2010年7月29日、マラウイの国旗は突然変えられました。新しい旗は、赤・黒・緑の順に並べかえ、まん中に、45本の光をもつ白くて丸い太陽を置いたデザインです。
政府は「昇る太陽から、まるい満ちた太陽へ。国が経済的に成長したことを表す」と説明しました。
ところが、国民の多くはこの変更に反対します。新しい旗は、当時の大統領の名前をとって「ビングの旗」と、皮肉をこめて呼ばれました。
- 1964年 独立。黒・赤・緑に昇る太陽の旗になる
- 2010年 赤・黒・緑に、まるい白い太陽の旗に変わる
- 2012年 新しい大統領のもと、議会が元の旗にもどすと決める
ここがトリビア
2012年5月28日、新しい大統領ジョイス・バンダのもとで、議会は独立のときの国旗にもどすことを決めました。「幻の国旗」が使われたのは、わずか2年ほどでした。
国旗クイズで迷わない!見分け方のコツ
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| マラウイ | 黒・赤・緑の横じまに、黒い帯から昇る赤い太陽 |
| ケニア | 黒・赤・緑を白い線で区切り、まん中に盾と槍 |
| ガーナ | 赤・黄・緑の横じまに、黒い星 |
「黒い夜空から、赤い朝日が顔を出す」。この場面を思いうかべれば、マラウイはすぐにわかります。
よくある質問
マラウイの国旗の太陽の意味は?
アフリカ大陸の希望と自由の夜明けを表しています。
マラウイの国旗が変わったことはありますか?
2010年に別のデザインに変えられましたが、反対が多く、2012年に元の旗にもどりました。
ケニアの国旗とのちがいは?
同じ黒・赤・緑ですが、マラウイは昇る太陽、ケニアは白い線とマサイの盾と槍が目印です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。