エルサルバドルの国旗は、上から青・白・青の3本の横じまに、紋章をのせたデザインです。
正式な名前は「バンデラ・マグナ(偉大な旗)」。なんだか、かっこいい名前ですよね。
そしてこの国、昔はアメリカの星条旗にそっくりな旗を使っていた時代があるんです。
この記事では、エルサルバドルの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青と白の意味
- 紋章に描かれた5つの火山
- アメリカそっくりだった時代
- 3種類の国旗のこと
エルサルバドルの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、中米のつながりを表した青と白の旗です。ポイントは3つあります。
- 上下の青は、太平洋と大西洋
- 紋章には、5つの火山が描かれている
- 1865〜1912年は、アメリカそっくりの旗だった
基本データ
| 正式名称 | エルサルバドル共和国 |
| 今の国旗の制定 | 1912年(議会での正式採用は1916年) |
| 正式な呼び名 | バンデラ・マグナ(偉大な旗) |
| 首都 | サンサルバドル |
| 人口 | 約630万人 |
青・白と紋章が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 上の青・下の青 | 太平洋と大西洋 |
| 白 | 平和 |
| 紋章の5つの火山 | 中米連邦の5か国 |
| 紋章の三角形 | 平等 |
ここがトリビア
エルサルバドルは、実は大西洋(カリブ海)に面していません。それでも青が大西洋を表すのは、中米全体を表しているからなんです。
アメリカそっくりだった時代
1865年から1912年まで、エルサルバドルの国旗は、アメリカの星条旗にそっくりでした。青と白のしまが9本、左上の赤い四角に白い星が並んだデザインです。
- 1823年 中米連邦の一員として、青と白の旗を使う
- 1865年 アメリカに似た、しまと星の旗に変わる
- 1912年 青・白・青の旗に戻る
- 1916年 議会で正式に採用される
- 1972年 国のシンボルの法律で、デザインがくわしく決まる
星の数は、国の「県」の数と同じでした。県が増えるたびに星も増える、というところまで、アメリカとそっくりだったのです。
国旗は3種類ある
| 種類 | まん中にあるもの | 使う場面 |
|---|---|---|
| バンデラ・マグナ | 紋章 | 国の行事、祝日など |
| 公共の建物用の旗 | 「DIOS UNION LIBERTAD(神・団結・自由)」の金色の文字 | 役所や大使館 |
| パレード用の旗 | 金色の文字 | パレード |
国旗クイズで迷わない!中米の国旗の見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| ホンジュラス | 青・白・青、まん中に5つの青い星 |
| エルサルバドル | 青・白・青、まん中に三角形の紋章(下に「EL SALVADOR」の文字) |
| ニカラグア | 青・白・青、まん中に三角形の紋章(まわりに「NICARAGUA」の文字、虹) |
| グアテマラ | 水色・白・水色の「たてじま」、まん中に鳥と銃の紋章 |
| コスタリカ | 青・白・赤・白・青、赤が太い |
紋章の下に「EL SALVADOR」の文字があればエルサルバドル、まわりが「NICARAGUA」ならニカラグアです。
よくある質問
エルサルバドルの国旗の色の意味は?
上下の青は太平洋と大西洋、白は平和を表しています。
紋章の5つの火山は何を表していますか?
昔の中米連邦の5か国を表しています。
昔の国旗はどんなデザインでしたか?
1865〜1912年は、アメリカの星条旗にそっくりな、しまと星の旗でした。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。