ニカラグアの国旗は、上から青・白・青の3本の横じまに、三角形の紋章をのせたデザインです。
紋章の中には、虹が描かれています。そのため、ニカラグアの国旗には、とてもめずらしい紫が入っているんです。
紫を使う国旗は、世界でもほんのわずか。紫は、昔は高価な色だったからです。
この記事では、ニカラグアの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青と白の意味
- 紋章の5つの火山・虹・帽子の意味
- 紫が入ったレアな国旗であること
- 中米の似た国旗との見分け方
ニカラグアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、中米連邦の旗をほぼそのまま受けついだ旗です。ポイントは3つあります。
- 紋章に虹があり、紫が入っている
- 5つの火山は、中米連邦の5か国
- デザインは、1823年の中米連邦の旗とほぼ同じ
基本データ
| 正式名称 | ニカラグア共和国 |
| 最初の採用 | 1908年9月11日 |
| 正式な制定 | 1971年8月27日 |
| 縦横の比率 | 3:5 |
| 首都 | マナグア |
| 人口 | 約700万人 |
紋章に描かれたもの
| 描かれているもの | 表しているもの |
|---|---|
| 三角形 | 平等 |
| 5つの火山 | 中米連邦の5か国 |
| 赤い帽子(フリジア帽) | 自由 |
| 太陽の光と虹 | 明るい未来 |
| まわりの文字 | 「REPUBLICA DE NICARAGUA」(ニカラグア共和国) |
ここがトリビア
虹が描かれているおかげで、ニカラグアの国旗は、紫を使っている数少ない国旗のひとつです。紫が入った国旗は、ほかにドミニカ国(鳥の羽)などがあります。
中米連邦の旗を受けついだ
ニカラグアの国旗は、1823年の「中米連邦」の旗にとても似ています。ちがうのは、紋章のまわりの国の名前くらいです。
- 1823年 中米連邦の、青と白に紋章の旗
- 1854年 連邦がなくなったあと、黄・白・赤の旗に変わる
- 1908年 中米連邦の旗をもとにした旗に戻る
- 1971年 正式に国旗として定められる
1908年に連邦の旗に戻したのには、「いつかまた、中米の5か国がひとつになりたい」という願いがあったのです。
2025年には憲法が改められ、国の政権党「サンディニスタ民族解放戦線」の赤と黒の旗も、国のシンボルとして憲法に書きこまれました。
国旗クイズで迷わない!中米の国旗の見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| ホンジュラス | 青・白・青、まん中に5つの青い星 |
| エルサルバドル | 青・白・青、まん中に三角形の紋章(下に「EL SALVADOR」の文字) |
| ニカラグア | 青・白・青、まん中に三角形の紋章(まわりに「NICARAGUA」の文字、虹) |
| グアテマラ | 水色・白・水色の「たてじま」、まん中に鳥と銃の紋章 |
| コスタリカ | 青・白・赤・白・青、赤が太い |
「紋章に虹があり、まわりにNICARAGUAの文字」がニカラグアです。
よくある質問
ニカラグアの国旗の色の意味は?
上下の青は太平洋とカリブ海、白は平和と国土を表すとされています。
紋章の5つの火山の意味は?
昔の中米連邦をつくっていた5か国を表しています。
紫が入っている国旗はほかにありますか?
とても少なく、ドミニカ国の国旗(オウムの羽)などがあります。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。