イスラエルの国旗は、白い地の上下に青い線を引き、まん中に青い星を描いたデザインです。
この星は「ダビデの星」と呼ばれる、三角形を2つ重ねた形の星です。
そして上下の青い線にも、ちゃんともとになったものがあります。ユダヤ教の人々が、お祈りのときに身につける布です。
この記事では、イスラエルの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青い2本線のもとになったもの
- 「ダビデの星」の由来
- 国旗が生まれるまでの歴史
- 国旗クイズで迷わない覚え方
イスラエルの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、祈りの布と、ユダヤの星を組み合わせた旗です。ポイントは3つあります。
- 上下の青い線は、祈りの布「タリート」がもと
- まん中は、6つの角をもつダビデの星
- 国旗に決まったのは1948年
基本データ
| 正式名称 | イスラエル国 |
| 制定日 | 1948年10月28日 |
| 縦横の比率 | 8:11(2:3もよく使われる) |
| 首都 | エルサレム(国際的には認められていない面がある) |
| 人口 | 約1,000万人 |
青い2本線とダビデの星が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 白い地と青い2本線 | ユダヤ教の祈りの布「タリート」の模様 |
| ダビデの星 | ユダヤの人々のシンボル |
| 青 | ユダヤの人々に古くから大切にされてきた色 |
タリートは、白い布に青や黒の線が入った、お祈りのときに肩にかける布です。国旗の上下の青い線は、このタリートの模様をもとにしています。
「ダビデの星」の由来
三角形を2つ重ねた6つの角の星は、古くは悪いものから身を守るお守りの模様として使われていました。やがて、古代イスラエルのダビデ王と結びつけられ、「ダビデの星」と呼ばれるようになります。
17世紀ごろには、ユダヤの人々を表すシンボルとして広く知られるようになりました。
ここがトリビア
1648年、今のチェコの都市プラハでは、ユダヤの人々の礼拝所に赤い地に黄色いダビデの星を描いた旗をかかげることが許されていました。今の国旗とは色がちがう、昔の「ユダヤの旗」です。
国旗が生まれるまで
19世紀の後半、ユダヤの人々の国をつくろうとする運動が広がります。この中で、青と白にダビデの星を描いた旗が、いくつも作られました。
- 1885年 移住者の村で、青と白にダビデの星を描いた旗が使われる
- 1891年 アメリカのボストンで、タリートをもとにした旗が披露される
- 1897年 ユダヤ人の国づくりを話し合う大会で、ダビデの星の旗が採用される
- 1948年 イスラエルが建国。10月28日に国旗として正式に決まる
運動の指導者ヘルツルは、はじめ「白い地に7つの金の星」の旗を提案していました。でも最終的に選ばれたのは、タリートとダビデの星を組み合わせた旗でした。
国旗クイズで迷わない!覚え方のコツ
| 見るところ | イスラエルの特徴 |
|---|---|
| 色 | 白と青だけ |
| 線 | 上下に青い横線が1本ずつ |
| まん中 | 青い6つの角の星 |
「白い布に青い線2本と、6つの角の星」。白と青だけの国旗はめずらしいので、すぐに覚えられます。
よくある質問
イスラエルの国旗の星は何ですか?
「ダビデの星」です。三角形を2つ重ねた6つの角の星で、ユダヤの人々のシンボルです。
上下の青い線の意味は?
ユダヤ教の人々がお祈りのときに身につける布「タリート」の模様がもとになっています。
イスラエルの国旗はいつできましたか?
1948年10月28日に正式に決まりました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。