モンテネグロの国旗は、金色のふちどりをした赤い地のまん中に、大きな紋章をのせたデザインです。
紋章には、頭が2つあるワシが描かれています。その胸には、さらにライオンが。
モンテネグロは2006年に独立した、ヨーロッパでもとくに新しい国のひとつです。
この記事では、モンテネグロの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 紋章のワシとライオンの意味
- 金色のふちどりのこと
- 独立の前に決まった国旗
- アルバニアとの見分け方
モンテネグロの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、赤い地に、王家の紋章を大きく描いた旗です。ポイントは3つあります。
- 紋章には、双頭のワシとライオン
- まわりを金色のふちが囲む
- 国旗は2004年、独立は2006年
基本データ
| 正式名称 | モンテネグロ |
| 制定日 | 2004年7月13日 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 紋章の大きさ | 旗の高さの3分の2 |
| 首都 | ポドゴリツァ |
| 人口 | 約62万人 |
紋章が表すもの
| 描かれているもの | 表しているもの |
|---|---|
| 双頭のワシ | 東と西を見わたす国の力(ヨーロッパの古い王家に伝わるしるし) |
| ワシの上の王冠 | かつての王国 |
| 胸の盾のライオン | キリスト教の教えと、国の強さ |
| 金色のふち | 旗をいっそう格調高く見せるかざり |
「モンテネグロ」とは、イタリア語の言い方で「黒い山」という意味です。けわしい山が多い国で、昔からオスマン帝国などと戦いながら独立を守ってきました。
独立の前に決まった国旗
モンテネグロは、20世紀の多くを、ユーゴスラビアというひとつの国の一部として過ごしました。
2004年7月13日、まだセルビアと組んだ「セルビア・モンテネグロ」の一部だったころに、今の国旗が決まります。そして2006年、国民投票によってモンテネグロは独立し、この旗がそのまま国旗になりました。
ここがトリビア
昔のモンテネグロ軍の旗は、赤い地に白い十字を描いたものでした。オスマン帝国と戦った時代、キリスト教の十字は、人々の団結のしるしだったのです。
- 19世紀 赤い地に白い十字の軍旗で、オスマン帝国と戦う
- 20世紀 ユーゴスラビアの一部となる
- 2004年 今の国旗が決まる
- 2006年 独立。この旗が国旗になる
- 2007年 憲法に国旗が定められる
国旗クイズで迷わない!見分け方のコツ
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| モンテネグロ | 赤い地に金色のふち、金色の双頭のワシ |
| アルバニア | 赤い地に、黒い双頭のワシ(ふちはない) |
| セルビア | 赤・青・白の横じまに、白い双頭のワシの紋章 |
「ワシが金色で、旗に金のふちがあればモンテネグロ」と覚えましょう。
よくある質問
モンテネグロの国旗のワシは何ですか?
頭が2つある「双頭のワシ」です。東と西を見わたす力を表す、ヨーロッパの古い王家のしるしです。
アルバニアの国旗とのちがいは?
どちらも赤い地に双頭のワシですが、モンテネグロはワシが金色で、旗に金のふちがあります。アルバニアはワシが黒です。
モンテネグロの国旗はいつできましたか?
2004年7月13日です。2006年の独立後も、そのまま国旗として使われています。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。