アルメニアの国旗は、上から赤・青・オレンジの3本の横じまです。
国旗にオレンジを使う国は、意外と少ないんです。しかもアルメニアでは、3つの色の意味が法律で決められています。
この旗は、約100年前に一度使われ、ソ連の時代に消え、そしてよみがえった旗でもあります。
この記事では、アルメニアの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・青・オレンジの意味
- 100年前の旗が復活した理由
- 中世の「ヒョウの旗」のこと
- 似た国旗との見分け方
アルメニアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、一度消えて、よみがえった三色旗です。ポイントは3つあります。
- 色は上から赤・青・オレンジ
- 色の意味は、2006年の法律で決められている
- もとは1918年の「第一共和国」の旗
基本データ
| 正式名称 | アルメニア共和国 |
| 制定日 | 1990年8月24日 |
| もとの旗 | 第一共和国(1918〜1920年)の旗 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | エレバン |
| 人口 | 約300万人 |
赤・青・オレンジが表すもの
| 色 | 法律で決められた意味 |
|---|---|
| 赤 | アルメニア高原、生きのびるための戦い、キリスト教の信仰、独立と自由 |
| 青 | 平和な空の下で暮らしたい、という願い |
| オレンジ | 人々の創造力と、よく働く心 |
アルメニアは、世界で初めてキリスト教を国の宗教にした国といわれます。赤の意味に「キリスト教の信仰を守ること」が入っているのは、そのためです。
100年前の旗が、よみがえった
今の国旗は、1918年に生まれた「アルメニア第一共和国」の旗がもとになっています。ところがこの国は、わずか2年ほどでソ連に組みこまれてしまいました。
- 885年 アルメニア王国が独立。白いヒョウと十字の旗が使われたとされる
- 1918年 アルメニア第一共和国ができ、赤・青・オレンジの旗が使われる
- 1920年 ソ連に組みこまれ、ソ連風の赤い旗に変わる
- 1990年8月24日 赤・青・オレンジの旗が、再び国旗になる
- 1991年 ソ連から独立
ここがトリビア
ソ連時代のアルメニアの旗は、赤い地に青い横じまが入ったデザインでした。赤と青は、ソ連時代も使われていたのです。
中世の「ヒョウの旗」
885年に独立したアルメニア王国では、濃い赤の地に、白いヒョウと十字を描いた旗が使われたとされます。
このヒョウは「アニのヒョウ」と呼ばれ、今でもアルメニア第2の都市ギュムリの旗や紋章に使われています。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 上から順に |
|---|---|
| アルメニア | 赤 → 青 → オレンジ |
| コロンビア | 黄 → 青 → 赤(黄が太い) |
| ルーマニア | 青・黄・赤のたてじま |
オレンジを使う三色旗は少ないので、「下がオレンジならアルメニア」と覚えておくと便利です。
よくある質問
アルメニアの国旗の色の意味は?
赤はアルメニア高原や独立と自由、青は平和な空、オレンジは人々の創造力と勤勉さを表しています。
アルメニアの国旗はいつできましたか?
1918年に使われた旗がもとで、1990年8月24日に再び国旗になりました。
オレンジの国旗はほかにありますか?
インドやアイルランド、ニジェールなどもオレンジ系の色を使っています。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。