アゼルバイジャンの国旗は、上から青・赤・緑の3本の横じまに、白い三日月と星をのせたデザインです。
よく見ると、星の角が8つあります。ふつうの五角の星ではないんです。
3つの色には、100年以上前の人々がめざした「国のあり方」がこめられています。
この記事では、アゼルバイジャンの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青・赤・緑の意味
- 星の角が8つある理由
- 1918年に生まれた国旗の歴史
- 似た国旗との見分け方
アゼルバイジャンの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、「テュルク・近代化・イスラム」の3つの考えを表した旗です。ポイントは3つあります。
- 青はテュルク系の民族、赤は近代化と進歩、緑はイスラム教
- 星は、角が8つの八角星
- 1918年に生まれ、ソ連崩壊後に復活した
基本データ
| 正式名称 | アゼルバイジャン共和国 |
| 最初に国旗になった日 | 1918年11月9日 |
| 復活した日 | 1991年2月5日 |
| 国旗の日 | 11月9日 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | バクー |
青・赤・緑が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 青 | テュルク系の民族であること |
| 赤 | 近代化と進歩 |
| 緑 | イスラム教 |
| 白い三日月と八角の星 | イスラム教とテュルクのしるし |
この3色は、当時の思想家フセインザーデの「テュルク化・イスラム化・ヨーロッパ化」という考え方から来ています。自分たちの民族と信仰を大切にしながら、ヨーロッパのような近代的な国をめざす。その思いを色にしたのです。
ここがトリビア
八角の星の8つの角は、テュルク系の8つの民族を表すという説が知られています。ただし、ほかにもいくつかの解釈があります。
1918年に生まれ、ソ連崩壊後に復活
1918年に独立した「アゼルバイジャン民主共和国」は、最初、オスマン帝国の旗とそっくりな、赤い地に三日月と八角の星の旗を使っていました。
でも「テュルクの要素しか表していない」という声が上がり、数か月後に今の3色の旗が生まれます。
- 1918年6月 赤い地に三日月と八角の星の旗
- 1918年11月9日 青・赤・緑の旗が国旗になる
- 1920年 ソ連軍が入り、旗が使われなくなる
- 1991年2月5日 青・赤・緑の旗が復活
- 2009年 11月9日が「国旗の日」になる
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| アゼルバイジャン | 青・赤・緑の横じま、赤の上に白い三日月と八角の星 |
| ウズベキスタン | 青・白・緑の横じま、左上に三日月と12の星 |
| トルコ | 赤い地に白い三日月と五角の星 |
「青・赤・緑で、まん中に三日月」と覚えましょう。
よくある質問
アゼルバイジャンの国旗の色の意味は?
青はテュルク系の民族、赤は近代化と進歩、緑はイスラム教を表しています。
星の角が8つなのはなぜですか?
テュルク系の8つの民族を表すという説が知られていますが、ほかにも解釈があります。
国旗の日はいつですか?
11月9日です。1918年のこの日に、今の3色の旗が国旗になりました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。