ベナンの国旗は、旗ざお側に緑のたての帯を置き、右側を上が黄、下が赤の横じまにしたデザインです。
緑・黄・赤は、アフリカの国々でよく使われる「汎アフリカ色」。でもベナンでは、それぞれの意味が国歌の中でうたわれているんです。
そしてこの旗は、一度使われなくなり、15年後にまた戻ってきた旗でもあります。
この記事では、西アフリカの国ベナンの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 緑・黄・赤の意味
- フランスが旗を持たせなかった理由
- 緑一色に赤い星の時代
- 似た国旗との見分け方
ベナンの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、民主主義とともに戻ってきた旗です。ポイントは3つあります。
- 緑は新しい民主主義への希望、赤は祖先の勇気、黄は国の宝
- 1975〜1990年は、緑一色に赤い星の旗だった
- 1990年、民主化とともに元の旗が復活した
基本データ
| 正式名称 | ベナン共和国 |
| 最初の制定 | 1959年11月16日 |
| 復活した日 | 1990年8月1日 |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ポルトノボ |
| 人口 | 約1,400万人 |
緑・黄・赤の意味
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 緑 | 新しい民主主義への希望 |
| 赤 | 祖先の勇気 |
| 黄 | 国の宝 |
この意味は、ベナンの国歌の中でうたわれています。国旗と国歌がセットになっているんですね。
緑・黄・赤は、アフリカで最も古い独立国のひとつ、エチオピアの国旗の色。アフリカの国々の団結を表す色として、多くの国が使っています。
旗を持てなかった植民地時代
ベナンは、昔「ダホメ」という名前の、フランスの植民地でした。フランスは、ダホメが自分たちの旗を持つことを禁止していました。
自分たちの旗を持つと、「独立したい」という気持ちが強くなると心配したからです。
- 〜1958年 フランスの植民地。自分たちの旗は禁止
- 1959年11月16日 緑・黄・赤の旗が決まる
- 1960年8月1日 ダホメ共和国として独立
- 1975年 国名がベナンに。緑一色に赤い星の旗になる
- 1990年8月1日 民主化され、1959年の旗が復活
ここがトリビア
1975年からの緑と赤い星の旗は、実は法律で正式に決められたことがなかったといいます。事実上の国旗として使われていたのです。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| ベナン | 左に緑のたて帯、右に黄と赤の横じま |
| ギニアビサウ | 左に赤のたて帯と黒い星、右に黄と緑の横じま |
| マダガスカル | 左に白のたて帯、右に赤と緑の横じま |
「左が緑、右上が黄、右下が赤」ならベナンです。
よくある質問
ベナンの国旗の色の意味は?
緑は新しい民主主義への希望、赤は祖先の勇気、黄は国の宝を表すと、国歌でうたわれています。
ベナンの国旗はいつできましたか?
1959年11月16日です。1975〜1990年は別の旗でしたが、1990年8月1日に復活しました。
昔の国名は何ですか?
ダホメです。1975年にベナンに変わりました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。