クロアチアの国旗|サッカーでおなじみ「赤白チェック」の上に並ぶ5つの小さな盾

Flag_of_Croatia

赤・白・青の横三色。その中央に、赤と白の市松模様の盾。クロアチアの国旗は、サッカー代表チームのユニフォームでおなじみの、あのチェック柄が目印です。

ところで、盾の上に小さな王冠のようなものが載っているのに気づいたでしょうか。よく見ると、これは王冠ではありません。5つの小さな盾が並んでいるのです。

クロアチアってどんな国?国旗の基本データ

正式名称クロアチア共和国
人口約390万人
首都ザグレブ
制定日1990年12月21日
通称「トロボイニツァ(三色旗)」
国旗の日6月5日

3色は、3つの王国の色を合わせたもの

赤・白・青の3色は、かつてこの地にあった3つの王国の旗の色を組み合わせたものです。クロアチア王国の赤と白、スラヴォニア王国の青と白、そしてダルマチア王国の青と黄の一部。

この三色旗が使われはじめたのは1848年です。ヨーロッパ中で革命の嵐が吹き荒れ、各地の人々が「自分たちの国」を求めた年でした。

赤・白・青は、ロシアやセルビアなどスラヴ系の国々に共通する色でもあります。

赤白チェックは「シャホヴニツァ」

中央の市松模様は、クロアチア語で「シャホヴニツァ(チェス盤)」と呼ばれています。赤と白のマスが5×5、合わせて25個。左上のマスは赤から始まります。

クロアチアを表すしるしとして何百年も使われてきたもので、国旗に加えられたのは1939年のことでした。

盾の上に並ぶ、5つの小さな盾

市松模様の盾の上には、5つの小さな盾がアーチを描くように並んでいます。これはクロアチアを形づくる5つの地域の古い紋章です。

左から、中央クロアチア、ドゥブロヴニク、ダルマチア、イストリア、スラヴォニア。星と三日月、3頭のヒョウの顔、ヤギ、走るテンなど、ひとつひとつまったく違う図柄が描かれています。

国旗の中に、小さな紋章が5つも入っている。世界の国旗の中でも、かなり細かい部類です。

社会主義の時代は、赤い星だった

第二次世界大戦のあと、クロアチアは社会主義国ユーゴスラビアの一部になります。この時代の旗は、同じ赤・白・青の三色に、市松模様ではなく、黄色いふちどりの赤い星を置いたものでした。

1990年5月、初めて複数の政党が参加する選挙が行われると、星は市松模様の紋章に置き換えられます。同じ年の12月21日、現在の国旗が正式に定められました。独立を宣言する半年ほど前のことです。

オランダやパラグアイとの見分け方

赤・白・青の横三色は、オランダやルクセンブルク、パラグアイの国旗と同じ並びです。

見分けるポイントは、もちろん中央の紋章。赤白チェックが見えたら、それはクロアチアです。これほどわかりやすい目印も、なかなかありません。

まとめ

クロアチアの国旗は、3つの王国の色を合わせた三色旗に、国のしるしである市松模様を重ねた旗です。その上には、5つの地域の紋章が並んでいます。

次にサッカーの試合でクロアチア代表を見かけたら、ユニフォームのチェック柄だけでなく、胸のエンブレムの上の小さな盾にも注目してみてください。

国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。

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