パプアニューギニアの国旗は、赤と黒にななめに分かれ、金色の鳥と白い星をのせたデザインです。
この旗をデザインしたのは、当時15歳の女子生徒でした。
最初は、政府が用意した別の案がありました。でもそれは、国民にあまり好かれなかったのです。
この記事では、パプアニューギニアの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・黒・極楽鳥・南十字星の意味
- 15歳の少女の案が選ばれたいきさつ
- 政府案が不人気だった理由
- 似た国旗との見分け方
パプアニューギニアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、国の自然と伝統を1枚にまとめた旗です。ポイントは3つあります。
- デザインしたのは、15歳のスーザン・カリケさん
- 右上の金色の鳥は、極楽鳥
- 左下の5つの星は、南十字星
基本データ
| 正式名称 | パプアニューギニア独立国 |
| 制定日 | 1971年7月1日 |
| デザイン | スーザン・カリケ |
| 縦横の比率 | 3:4 |
| 首都 | ポートモレスビー |
| 人口 | 約1,000万人 |
赤・黒・極楽鳥・南十字星が表すもの
| 色・図柄 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤と黒 | 多くの部族が昔から大切にしてきた色 |
| 金色の極楽鳥 | 部族の文化。空へまい上がる姿は、国の成長 |
| 南十字星(5つの星) | 南半球の国々とのつながり |
極楽鳥は、ニューギニア島などにすむ、とても美しい羽をもつ鳥です。パプアニューギニアの紋章にも描かれています。
南十字星は、南半球でよく見える星座です。オーストラリアやニュージーランドの国旗にも描かれています。
政府案は「機械的」と不評だった
パプアニューギニアは、長くオーストラリアが治めていました。独立が近づくと、オーストラリア側が国旗の案を用意します。
それは、青・黄・緑のたてじまに、極楽鳥と南十字星をのせたものでした。青は海、黄は海岸と資源、緑は森を表すという、ていねいに考えられた案です。
ところが、この案は国民にあまり好かれませんでした。「機械的につくっただけ」のように見えたのです。
全国から案を集めて、15歳の案が選ばれた
そこで1971年のはじめ、全国から国旗のデザインが集められました。選ばれたのが、15歳の女子生徒スーザン・カリケさんの案です。
こうして1971年7月1日、今の国旗が決まりました。国が独立する4年前のことです。
ここがトリビア
赤・黒・白の3色は、偶然にも、昔この土地の北部を治めていたドイツ帝国の旗と同じ色です。パプアニューギニアの歴史が、意外なところで重なっています。
国旗クイズで迷わない!見分け方のコツ
南十字星がある国旗は、南半球にいくつかあります。パプアニューギニアは「ななめに2色」「鳥がいる」で、すぐに見分けられます。
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| パプアニューギニア | 赤と黒にななめに分かれ、金色の鳥がいる |
| オーストラリア | 青い地にユニオンジャックと白い星 |
| ニュージーランド | 青い地にユニオンジャックと赤い星 |
よくある質問
パプアニューギニアの国旗の鳥は何ですか?
極楽鳥(ラギアナ極楽鳥)です。美しい羽をもつ鳥で、国の紋章にも描かれています。
パプアニューギニアの国旗はだれがデザインしましたか?
当時15歳の女子生徒、スーザン・カリケさんです。全国から集めた案の中から選ばれました。
星は何を表していますか?
南十字星です。南半球の国々とのつながりを表しています。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。