セネガルの国旗は、緑・黄・赤の3本のたてじまの、まん中に緑の星をひとつ置いたデザインです。
この旗のもとになったのは、たった2か月しか続かなかった国の旗でした。
そのとき、旗のまん中には星ではなく、人の形をした模様が描かれていたのです。
この記事では、セネガルの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 緑・黄・赤と星の意味
- 2か月で終わった「マリ連邦」の旗
- 星が「人の形」だったころのこと
- マリ・ギニアの国旗との見分け方
セネガルの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、連邦の旗の「人の形」を、星に取りかえた旗です。ポイントは3つあります。
- 色は、アフリカでよく使われる緑・黄・赤
- まん中の星は、緑色
- もとは、マリ連邦の旗だった
基本データ
| 正式名称 | セネガル共和国 |
| 制定 | 1960年 |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ダカール |
| 人口 | 約1,800万人 |
緑・黄・赤と、緑の星が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 緑 | 希望。イスラム教、キリスト教、伝統的な信仰のどれにとっても大切な色 |
| 黄 | 豊かさと、はたらいて生み出すもの |
| 赤 | 命、そして独立のためにささげた血 |
| 緑の星 | 希望と団結 |
緑は、セネガルの人々が信じるさまざまな宗教にとって、どれにとっても大切な色だといいます。イスラム教では預言者の色、キリスト教では希望の色、伝統的な信仰では実りの色です。
宗教のちがう人たちが、同じ色に、それぞれの思いを重ねられる。そんな工夫がこめられています。
2か月で終わった「マリ連邦」の旗から
セネガルはもともと、フランスの植民地でした。フランスは、植民地が独自の旗を持つことを認めていませんでした。旗があると、独立を求める気持ちが強まると心配したのです。
1959年、セネガルは、となりのフランス領スーダン(今のマリ)と組んで、「マリ連邦」をつくります。このとき、緑・黄・赤のたてじまの旗が決まりました。
まん中の黄色には、「カナガ」と呼ばれる人の形の模様が描かれていました。
- 1959年4月 マリ連邦ができる。まん中に人の形を描いた旗を使う
- 1960年6月 マリ連邦がフランスから独立
- 1960年8月 セネガルが連邦から分かれる。人の形を緑の星に変えた旗にする
ここがトリビア
マリ連邦は、独立からわずか2か月で終わってしまいました。セネガルは旗の色としま模様をそのまま受けつぎ、人の形だけを緑の星にかえたのです。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
緑・黄・赤のたてじまは、西アフリカにいくつもあります。まん中の模様で見分けましょう。
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| セネガル | 緑・黄・赤で、まん中に緑の星 |
| マリ | 緑・黄・赤で、模様なし |
| ギニア | 赤・黄・緑(順番が反対)で、模様なし |
| カメルーン | 緑・赤・黄で、まん中に黄色い星 |
「緑から始まって、星があればセネガル」と覚えておきましょう。
よくある質問
セネガルの国旗の星は何色ですか?
緑色です。黄色い帯のまん中に置かれています。
セネガルの国旗の色の意味は?
緑は希望と宗教、黄は豊かさ、赤は命と独立のための血を表すとされています。
マリの国旗とのちがいは?
色の並びは同じですが、セネガルにはまん中に緑の星があります。マリには模様がありません。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。