コートジボワールの国旗は、オレンジ・白・緑の、3本のたてじまです。
ぱっと見て「アイルランドの国旗?」と思った人もいるかもしれません。実は、この2つは色の順番が左右反対なだけの、そっくりさんなのです。
しかもコートジボワールの国旗は、アフリカの国旗によく使われる「緑・黄・赤」をあえて使わなかった旗でもあります。
この記事では、コートジボワールの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- オレンジ・白・緑の意味
- フランス案を断った理由
- 「オレンジを赤に」という提案のゆくえ
- アイルランドの国旗との見分け方
コートジボワールの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、国の成長と平和と希望を、3色で表した旗です。ポイントは3つあります。
- 左からオレンジ・白・緑の順に並ぶ
- アイルランドの国旗とは、色の順番が反対
- 独立の前の1959年に決まった
基本データ
| 正式名称 | コートジボワール共和国 |
| 制定日 | 1959年12月3日 |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ヤムスクロ(政府機関の多くはアビジャン) |
| 人口 | 約3,100万人 |
| 国名の意味 | 「象牙の海岸」(フランス語) |
オレンジ・白・緑が表すもの
国旗が決まったあと、当時の大臣ジャン・ドラフォスは、3色の意味をこう説明しました。今も大統領府は、この説明を使っています。
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| オレンジ | 国の大地、たたかい、そして血 |
| 白 | 平和と秩序 |
| 緑 | 希望と、よりよい未来 |
オレンジは、国の北部に広がるサバンナ(草原)、緑は南部の森を表す、という説明もよく見られます。
フランス案を断って、オリジナルの旗に
コートジボワールは、もともとフランスの植民地でした。1958年に自治が認められ、自分たちの旗を持てるようになります。
このとき、フランス側から「赤・白・青の三色に星を入れた旗」が提案されました。でも人々は、それでは元の支配国の旗に近すぎると考え、ことわります。
こうして1959年12月3日、オレンジ・白・緑の旗が決まりました。完全な独立をはたしたのは、その翌年、1960年8月7日のことです。
ここがトリビア
独立のあと、ある議員が「オレンジを赤に変えよう」と提案しました。新しい国を守るために血を流す覚悟を表したい、という理由です。でも反対が多く、オレンジのまま残されました。
国旗クイズで迷わない!アイルランドとの見分け方
コートジボワールとアイルランドの国旗は、使っている色がまったく同じです。ちがうのは、並び順です。
| 国 | 旗ざお側(左)から |
|---|---|
| コートジボワール | オレンジ → 白 → 緑 |
| アイルランド | 緑 → 白 → オレンジ |
| インド | 横じまで、上からサフラン → 白 → 緑(まん中に輪) |
覚え方は、「コートジボワールはオレンジから」。国名の「コ」と、オレンジの明るい色をセットにすると忘れにくくなります。
なお、横長の比率もちがいます。アイルランドのほうが横に長い形です。
よくある質問
コートジボワールの国旗の色の意味は?
オレンジは大地とたたかい、白は平和と秩序、緑は希望と未来を表すと説明されています。
アイルランドの国旗とのちがいは?
色は同じですが、並びが反対です。コートジボワールは左からオレンジ・白・緑、アイルランドは緑・白・オレンジです。
コートジボワールの国旗はいつできましたか?
1959年12月3日です。独立する前の年に決まりました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。