コンゴ民主共和国の国旗は、水色の地に、黄色でふちどった赤いななめの帯を引き、左上に黄色い星を置いたデザインです。
「青い地に黄色い星」というデザインは、なんと約150年前から使われてきました。
でも途中で、たいまつを持つ手が描かれた、まったくちがう旗の時代もありました。
この記事では、アフリカの国コンゴ民主共和国の国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 水色・赤・黄・星の意味
- 約150年前から続く「青に黄色い星」
- ザイール時代のたいまつの旗
- 似た国旗との見分け方
コンゴ民主共和国の国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、平和と未来を、星とななめ帯で表した旗です。ポイントは3つあります。
- 水色は平和、赤は国のために命をささげた人々の血
- 黄色は国のゆたかさ、星は未来
- 「青に黄色い星」は、1877年から使われてきた
基本データ
| 正式名称 | コンゴ民主共和国 |
| 今の国旗の制定 | 2006年2月18日 |
| 首都 | キンシャサ |
| 人口 | 約1億1,000万人 |
色と星が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 水色 | 平和 |
| 赤 | 国のために命をささげた人々の血 |
| 黄(ふちと星) | 国のゆたかさ |
| 星 | 国のかがやく未来 |
コンゴ民主共和国は、銅やコバルトなど地下資源がとてもゆたかな国です。黄色は、そのゆたかさを表しています。
何度も変わった国旗
「青い地に黄色い星」のデザインは、1877年、ベルギー国王レオポルド2世がつくった団体の旗が始まりです。その後、コンゴは国王の「私有地」にされてしまいました。
- 1877年 青い地に黄色い星の旗が使われはじめる
- 1960年 ベルギーから独立。星のほかに6つの小さな星が加わる
- 1963年 赤いななめ帯の旗に
- 1971年 国名がザイールに。緑の地に、たいまつを持つ手の旗
- 1997年 ザイールが終わり、青に星の旗に戻る
- 2006年2月18日 1963年に似た、今の国旗になる
ここがトリビア
ザイール時代(1971〜1997年)の旗は、緑の地に、黄色い円とたいまつを持つ手を描いた、まったくちがうデザインでした。たいまつは「革命の精神」を表していたのです。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| コンゴ民主共和国 | 水色の地に、赤いななめ帯と黄色い星 |
| コンゴ共和国 | 緑と赤を、黄色いななめ帯で分ける |
| トリニダード・トバゴ | 赤い地に、黒いななめ帯 |
「コンゴ」という名前の国は2つあります。「水色に星」なら民主共和国、「緑・黄・赤」なら共和国です。
よくある質問
コンゴ民主共和国の国旗の色の意味は?
水色は平和、赤は国のために命をささげた人々の血、黄は国のゆたかさ、星は未来を表しています。
今の国旗はいつできましたか?
2006年2月18日です。
コンゴ共和国の国旗とのちがいは?
コンゴ共和国は緑と赤を黄色いななめ帯で分けた旗、コンゴ民主共和国は水色に赤いななめ帯と星です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
参考資料:Flag of the Democratic Republic of the Congo(英語版Wikipedia)