チャドの国旗は、左から青・黄・赤の3本のたてじまです。
この旗を見て、「ルーマニアの国旗では?」と思った人もいるはず。実はほとんど同じなんです。
しかもそっくりになったのには、ちょっとした「偶然」が重なっていました。
この記事では、アフリカの国チャドの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青・黄・赤の意味
- 最初は「緑」だった青の帯
- ルーマニアとそっくりになった理由
- 国旗クイズでの見分け方
チャドの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、フランスとアフリカの色を合わせた旗です。ポイントは3つあります。
- 青はチャド湖、黄はサハラ砂漠、赤は独立のための血
- 最初の案は、緑・黄・赤だった
- ルーマニアの国旗とほぼ同じ
基本データ
| 正式名称 | チャド共和国 |
| 制定日 | 1959年11月6日 |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ンジャメナ |
| 人口 | 約1,900万人 |
青・黄・赤が表すもの
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 青(濃い藍色) | チャド湖と、アフリカの人々のルーツ |
| 黄 | サハラ砂漠の砂 |
| 赤 | フランスからの独立のために流された血 |
3色は、フランスの国旗(青・白・赤)と、アフリカの色(緑・黄・赤)を組み合わせたものでもあります。
最初は「緑」だった
1959年6月、最初に考えられた国旗は、緑・黄・赤のたてじまでした。ところがこれは、マリの国旗とそっくりでした。
そこで、緑を青に変えます。マリとまちがえられないための工夫だったのに、こんどはルーマニアとそっくりになってしまったのです。
- 1866年 ルーマニアが、青・黄・赤のたてじまを使いはじめる
- 1948年 ルーマニアの国旗に紋章が加わる
- 1959年11月6日 チャドが青・黄・赤の国旗を決める
- 1989年 ルーマニアが紋章を外す。チャドとほぼ同じ旗に
ここがトリビア
チャドが国旗を決めたとき、ルーマニアの国旗にはまん中に紋章がありました。だからそのときは見分けられたのです。ところが1989年、ルーマニアが紋章を外したことで、2つの旗はほぼ同じになってしまいました。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| チャド | 青・黄・赤のたてじま。青が濃い |
| ルーマニア | 青・黄・赤のたてじま。青が少し明るい |
| アンドラ | 青・黄・赤のたてじま、まん中に紋章 |
| モルドバ | 青・黄・赤のたてじま、まん中にワシの紋章 |
チャドとルーマニアは、クイズでも最難関の組み合わせ。「チャドの青は、より濃い藍色」と覚えておきましょう。
よくある質問
チャドの国旗の色の意味は?
青はチャド湖、黄はサハラ砂漠、赤は独立のための血を表しています。
ルーマニアの国旗とのちがいは?
ほとんど同じですが、チャドの青の方が濃い藍色です。
なぜそっくりになったのですか?
マリとの区別のために緑を青に変えたこと、そして1989年にルーマニアが紋章を外したことが重なったためです。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。