青・白・緑の横三色を、細い赤い線が区切る。左上には白い三日月と、12個の星。ウズベキスタンの国旗は、細かいところまで丁寧に作り込まれたデザインです。
この旗が生まれたのは1991年。ソ連から独立した中央アジアの国々の中で、ウズベキスタンはいちばん最初に新しい国旗を決めた国でした。
ウズベキスタンってどんな国?国旗の基本データ
| 正式名称 | ウズベキスタン共和国 |
| 人口 | 約3,600万人 |
| 首都 | タシケント |
| 制定日 | 1991年11月18日 |
| 縦横比 | 1:2 |
| 星の数 | 12個 |
独立から2か月半で決まった旗
ウズベキスタンが独立を宣言したのは、1991年9月1日。ソ連が崩壊する3か月ほど前のことです。
すぐに新しい国旗のデザインが公募され、200点を超える案が集まりました。委員会による審査を経て、同じ年の11月18日に現在の国旗が採用されています。
青は空と水、白は平和、緑は自然
いちばん上の青は、空ときれいな水を表します。青はまた、ウズベク人を含むテュルク系の人々にとって大切な色でもあります。
まん中の白は平和と幸運を、いちばん下の緑は自然と新しい命、豊かな実りを表しています。
3色のあいだに引かれた細い赤い線は、生命の力。体の中を流れる血のように、命のエネルギーを表すものです。
三日月は「新しい国の誕生」
左上の三日月は、ウズベキスタンの歴史や文化と結びついたシンボルです。それと同時に、新しい国が生まれたことも表しています。これから満ちていく月に、国の未来を重ねているんですね。
12個の星は、3個・4個・5個と並ぶ
三日月の横には、12個の白い星があります。よく見ると、上から3個、4個、5個と、段ごとに1個ずつ増えていく並び方です。
星は国の各地方を表すとともに、ウズベキスタンの古い暦や伝統にもつながるものとされています。12という数は、1年の月の数とも重なります。
広告に使うことは、法律で禁止
ウズベキスタンでは2010年、国旗を守るための法律が強化されました。国旗を宣伝や商売のために使うことが禁じられ、広告や書類に使うこともできません。
政府と関係のない団体が、国の紋章や国旗に似たロゴを作ることも禁止されています。
まとめ
ウズベキスタンの国旗は、独立したばかりの国が、たくさんの案の中から選び抜いた旗です。空、平和、自然、そして命の力が、色と線で表されています。
星の並びが3・4・5個になっているところは、クイズでも見分けるヒントになります。ぜひ数えてみてください。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。