カザフスタンの国旗は、明るい空色の地に、金色の太陽と、その下を飛ぶワシを描いたデザインです。
旗ざお側には、ヒツジの角をかたどった、伝統的な模様が入っています。
広い草原の空を、ワシが自由に飛んでいく。遊牧の民の国らしい、雄大な旗です。
この記事では、カザフスタンの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 空色・太陽・ワシの意味
- 太陽の光が32本ある理由
- 「ヒツジの角」の模様のこと
- ソ連の国旗との意外なつながり
カザフスタンの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、草原の空を飛ぶワシを描いた旗です。ポイントは3つあります。
- 空色は、果てしない空と、民族の団結
- 太陽の光は32本
- 旗ざお側に、ヒツジの角の模様
基本データ
| 正式名称 | カザフスタン共和国 |
| 制定日 | 1992年6月4日 |
| デザイン | シャケン・ニヤズベコフ |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | アスタナ |
| 人口 | 約2,000万人 |
色・太陽・ワシ・模様が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 空色 | 果てしない空と水。テュルク系の民族にとって大切な色で、民族と文化の団結を表す |
| 金色の太陽 | 命とエネルギーの源。豊かさ |
| 太陽の32本の光 | 光は麦の粒の形。実りと繁栄 |
| ステップワシ | 自由、力、そして未来へ飛び立つこと |
| ヒツジの角の模様 | カザフの伝統的な飾り模様 |
ワシは、何百年も前からカザフの部族の旗に描かれてきた、とても大切な鳥です。
ヒツジの角の模様「コシュカル・ムイズ」
旗ざお側のたての帯に描かれた模様は、「コシュカル・ムイズ(ヒツジの角)」と呼ばれます。カザフの人々が、じゅうたんや服、家の飾りなどに昔から使ってきた模様です。
ヒツジは、草原を移動しながら暮らしてきた遊牧の民にとって、なくてはならない動物でした。その角の形が、豊かさを願う模様になったのです。
ソ連の国旗との意外なつながり
カザフスタンは、1991年までソ連の一部でした。独立の翌年、1992年6月4日に今の国旗が決まります。
ここがトリビア
実は今の国旗の色は、ソ連時代の旗から取られている、ともいわれます。金色はソ連の旗の鎌とハンマーの色、空色は、ソ連時代のカザフの旗の下にあった青い帯の色です。
- 1916年 ロシアへの反乱で、赤い地に三日月や武器を描いた旗が使われる
- ソ連時代 赤い地に、青い帯と鎌とハンマーの旗
- 1991年 ソ連から独立
- 1992年 今の空色の国旗が決まる
国旗クイズで迷わない!覚え方のコツ
| 見るところ | カザフスタンの特徴 |
|---|---|
| 地の色 | 明るい空色 |
| まん中 | 金色の太陽と、飛ぶワシ |
| 左はし | 金色の伝統模様のたての帯 |
空色の地に金色の絵、という組み合わせは、カザフスタンならでは。「空色にワシ」と覚えましょう。
よくある質問
カザフスタンの国旗のワシは何ですか?
ステップワシ(草原のワシ)です。自由と力、未来へ飛び立つことを表しています。
太陽の光は何本ですか?
32本です。光は麦の粒の形をしていて、実りと豊かさを表しています。
旗ざお側の模様は何ですか?
「コシュカル・ムイズ(ヒツジの角)」というカザフの伝統的な模様です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
“カザフスタンの国旗の意味は?空色の地に太陽とワシ、ヒツジの角の模様” に1件のコメントがあります