モルドバの国旗の意味は?ルーマニアとそっくりな理由と、紋章の「牛の頭」

Flag_of_Moldova

モルドバの国旗は、青・黄・赤の3本のたてじまの、まん中に紋章をのせたデザインです。

となりの国ルーマニアの国旗と、色も並びもそっくり。ちがうのは、まん中に紋章があるかどうかです。

似ているのは偶然ではありません。2つの国は、言葉や文化がとても近い「兄弟のような国」なのです。

この記事では、モルドバの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。

この記事でわかること

  • ルーマニアとそっくりな理由
  • 紋章に描かれた牛・ワシ・十字の意味
  • 青の色を少しだけ変えた工夫
  • ルーマニア・チャドとの見分け方

モルドバの国旗とは?3行でわかるポイント

ひと言でいうと、ルーマニアの3色に、モルドバの紋章をのせた旗です。ポイントは3つあります。

  1. 3色は、ルーマニアの国旗と同じ
  2. まん中の紋章には、牛の頭が描かれている
  3. 縦横の比率は1:2で、横に長い

基本データ

正式名称モルドバ共和国
国旗の制定1990年
縦横の比率1:2
首都キシナウ
人口約240万人
公用語ルーマニア語

ルーマニアとそっくりな理由

モルドバの人々が話すのはルーマニア語です。歴史や文化も、ルーマニアととても近い関係にあります。

そのため、ソ連から独立をめざした1990年、モルドバはルーマニアと同じ青・黄・赤の3色を国旗に選びました。2つの国のつながりを表すためです。

ここがトリビア

国旗をつくるとき、モルドバは青の色を少しだけ変えました。ルーマニアの濃い青ではなく、ルーマニアの有名な修道院の壁画に使われる、少し緑がかった青を選んだのです。似た国旗が多いことを気にして、少しでもちがいを出そうとした工夫でした。

紋章に描かれているもの

描かれているもの表しているもの
ワシルーマニアの紋章と同じく、国を守る力
くちばしの十字キリスト教(正教会)
ワシがつかむオリーブの枝平和
胸の盾の牛の頭モルドバの古くからのシンボル
牛の角のあいだの星、バラ、三日月モルドバに伝わる伝統的な図柄

牛の頭は、昔の野生の牛「オーロックス」です。14世紀にこの地にあったモルドヴァ公国の時代から、国のしるしとして使われてきました。

裏から見ても、同じに見える

モルドバの国旗の裏側は、表側を鏡にうつしたような形になっています。紋章のワシの向きも、裏から見ると反対向きです。

国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方

国見分けるところ
モルドバまん中に紋章(ワシと牛の頭)がある
ルーマニア紋章なし
チャド紋章なし。青がルーマニアより少し暗い
アンドラまん中に紋章。黄色の帯が少し広い

「紋章があればモルドバ、なければルーマニア」と覚えるのがいちばんかんたんです。

よくある質問

モルドバの国旗とルーマニアの国旗のちがいは?

モルドバはまん中に紋章があります。ルーマニアの国旗には紋章がありません。

紋章の牛は何ですか?

昔の野生の牛「オーロックス」の頭です。14世紀からモルドバのしるしとして使われてきました。

なぜルーマニアと似ているのですか?

モルドバとルーマニアは、言葉や文化がとても近いためです。そのつながりを表すために同じ3色を選びました。

国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。

参考資料:Flag of Moldova(英語版Wikipedia)

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