アンドラの国旗は、青・黄・赤のたてじまに、紋章をのせたデザインです。
アンドラは、フランスとスペインのあいだ、ピレネー山脈の中にある小さな国。国旗の色も、まわりの国や地方とつながっています。
紋章をよく見ると、司教の帽子や、2頭の牛が描かれています。
この記事では、アンドラの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青・黄・赤の由来
- 紋章に描かれた4つの絵の意味
- 「2人の元首」がいる国のこと
- モルドバ・ルーマニアとの見分け方
アンドラの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、フランスとカタルーニャの色を合わせた旗です。ポイントは3つあります。
- 青と赤はフランス、黄と赤はカタルーニャの色
- 紋章に、2頭の牛が描かれている
- まん中の黄色が、少しだけ太い
基本データ
| 正式名称 | アンドラ公国 |
| 原型ができた年 | 1866年 |
| 今の形に統一された年 | 1993年 |
| しまの太さ | 青8:黄9:赤8 |
| 縦横の比率 | 7:10 |
| 首都 | アンドラ・ラ・ベリャ |
青・黄・赤は、まわりの国の色
| 色 | つながり |
|---|---|
| 青と赤 | フランスの国旗の色 |
| 黄と赤 | スペインのカタルーニャ地方、昔のフォア伯領の色 |
アンドラには、2人の元首がいます。ひとりはフランスの大統領、もうひとりはスペインのウルヘル司教です。だから国旗にも、フランス側とスペイン側の色が入っているのです。
紋章に描かれた4つの絵
| 描かれているもの | 表しているもの |
|---|---|
| 司教の帽子と杖 | ウルヘル司教(スペイン側の元首) |
| 黄色と赤の3本のたてじま | フォア伯(フランス側) |
| 黄色と赤の4本のたてじま | カタルーニャ |
| 2頭の牛 | ベアルン子爵領(フランス側) |
紋章の下には、ラテン語で「VIRTUS UNITA FORTIOR(団結した力はより強い)」と書かれています。
ここがトリビア
牛が描かれた国旗は、世界でアンドラとモルドバの2つだけです。モルドバの紋章には、牛の頭が描かれています。
国旗の歴史
- 1866年 紋章のない青・黄・赤の旗が生まれる
- 19〜20世紀 紋章がちがったり、横じまになったりした旗が使われる
- 1993年 国連に加盟し、今のデザインに統一
紋章のない青・黄・赤の旗も、今でも一般の人が使う旗として残っています。ただ、ほかの国の旗と見分けにくいので、あまり使われません。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| アンドラ | 青・黄・赤、紋章に司教の帽子と2頭の牛 |
| モルドバ | 青・黄・赤、紋章に金色のワシ |
| ルーマニア | 青・黄・赤(紋章なし) |
| チャド | 青・黄・赤(紋章なし、青が少し濃い) |
青・黄・赤の旗はとても多いので、まずは「紋章があるか」を見ましょう。紋章に牛がいればアンドラ、ワシならモルドバです。
よくある質問
アンドラの国旗の色の意味は?
青と赤はフランス、黄と赤はカタルーニャなどスペイン側の地方の色に由来します。
紋章の牛は何を表していますか?
フランス側のベアルン子爵領のしるしです。
モルドバの国旗とのちがいは?
同じ青・黄・赤ですが、紋章がちがいます。アンドラは司教の帽子と牛、モルドバはワシです。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。