モーリシャスの国旗は、上から赤・青・黄・緑の、4本の横じまです。
4色を同じ太さで並べただけ。とてもシンプルですが、4本の横じまの国旗は世界でもめずらしいんです。
現地では「レ・キャトル・バンド(4本の帯)」という愛称で呼ばれています。
この記事では、インド洋の島国・モーリシャスの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 4つの色の意味
- 4色が「政党の色」でもあった話
- 国旗をデザインした人のこと
- 似た国旗との見分け方
モーリシャスの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、4つの色で、国をひとつにまとめようとした旗です。ポイントは3つあります。
- 上から赤・青・黄・緑の4本じま
- 4色は、独立のころの4つの政党の色でもあった
- デザインしたのは、元学校の先生
基本データ
| 正式名称 | モーリシャス共和国 |
| 制定日 | 1968年3月12日(独立の日) |
| 愛称 | レ・キャトル・バンド(4本の帯) |
| デザイン | グルダット・モヘール |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ポートルイス |
4つの色が表すもの
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤 | 自由と独立のための戦い |
| 青 | モーリシャスをかこむインド洋 |
| 黄 | 島をてらす自由の光 |
| 緑 | 農業と、1年中緑の島 |
「1年中緑」というのが、南国の島らしいですよね。モーリシャスはサトウキビの栽培がさかんな島です。
4色は「政党の色」でもあった
独立の少し前、モーリシャスでは人々が対立する暴動が起きていました。そこで、国旗には「みんなをひとつにまとめる」という願いもこめられたのです。
| 色 | 当時の政党 |
|---|---|
| 赤 | 労働党 |
| 青 | モーリシャス社会民主党(PMSD) |
| 黄 | 独立前進ブロック(IFB) |
| 緑 | イスラム行動委員会(CAM) |
ここがトリビア
考え方のちがう4つの政党の色を、1枚の旗に同じ太さで並べた。それがモーリシャスの国旗なんです。どこか1つが目立たないように、という工夫だったのかもしれません。
国旗をつくった元学校の先生
国旗をデザインしたのは、グルダット・モヘールという元学校の先生です。
- 1968年1月 イギリスの紋章院に国旗が登録される
- 1968年3月12日 独立。国旗がかかげられる
- 2017年 モヘールさんが93歳で亡くなる
- 2018年 国旗をつくった功績で、国の勲章がおくられる
- 2022年 国旗の色やサイズを定めた新しい法律ができる
国旗をつくってから50年後に、ようやくその功績がたたえられたのですね。
国旗クイズで迷わない!覚え方のコツ
| 見るところ | モーリシャスの特徴 |
|---|---|
| しまの数 | 4本(同じ太さ) |
| 色の順番 | 赤 → 青 → 黄 → 緑 |
| 模様 | なし |
「4本じまならモーリシャス」。色の順番は、「赤い太陽がのぼって、青い海、黄色い光、緑の島」とイメージすると覚えやすいですよ。
よくある質問
モーリシャスの国旗の色の意味は?
赤は自由と独立の戦い、青はインド洋、黄は自由の光、緑は農業と1年中緑の島を表しています。
モーリシャスの国旗をデザインしたのは誰ですか?
元学校の先生、グルダット・モヘールさんです。
4本じまの国旗はほかにありますか?
同じ太さの4本の横じまだけでできた国旗は、とてもめずらしいです。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
“モーリシャスの国旗の意味は?赤・青・黄・緑の4本じまと、元先生がつくった旗” に1件のコメントがあります