リビアの国旗は、上から赤・黒・緑の3本の横じまに、白い三日月と星をのせたデザインです。
実はリビアには、緑一色で、模様も何もない国旗が使われていた時代がありました。そんな国旗は、世界でリビアだけだったのです。
今の旗は、その前の「王国の時代」の旗が、2011年によみがえったものです。
この記事では、リビアの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・黒・緑と三日月と星の意味
- 3つの色が表す3つの地方
- 緑一色の国旗が使われた時代
- 王国時代の旗が復活した理由
リビアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、3つの地方をひとつにまとめた旗です。ポイントは3つあります。
- 赤・黒・緑は、リビアの3つの地方の色
- 1977〜2011年は、緑一色の国旗だった
- 2011年に、1951年の王国の旗が復活した
基本データ
| 正式名称 | リビア国 |
| 最初にできた年 | 1951年(リビア王国) |
| 復活した日 | 2011年8月3日 |
| しまの太さ | 赤1:黒2:緑1 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | トリポリ |
赤・黒・緑と三日月と星が表すもの
| 色・形 | 国旗をつくった人の説明 | 地方の色として |
|---|---|---|
| 赤 | 自由のために流された血 | フェザーン地方 |
| 黒 | イタリアに支配された、暗い時代 | キレナイカ地方 |
| 緑 | 農業と、未来のゆたかさ | トリポリタニア地方 |
| 白い三日月と星 | イスラム教と、希望の光 |
リビアは、もともと3つの地方が合わさってできた国です。それぞれの地方の色を1枚の旗に並べることで、ひとつの国になったことを表しました。
まん中の黒い帯が、ほかの2本の2倍の太さなのもポイントです。三日月と星は、黒い帯にのっています。
世界で唯一の「緑一色の国旗」
1969年、カダフィという軍人がクーデターで国の実権をにぎると、国旗も変わりました。そして1977年から2011年まで、リビアの国旗は緑一色になります。
ここがトリビア
緑一色の国旗には、模様も文字も、何もありませんでした。1色だけで、何も描かれていない国旗は、当時の世界でリビアだけだったのです。
- 1951年 リビア王国が独立。赤・黒・緑に三日月と星の旗
- 1969年 カダフィのクーデター。赤・白・黒の旗に
- 1977年 緑一色の国旗になる
- 2011年 カダフィ政権がたおれ、王国時代の旗が復活
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| リビア | 赤・黒・緑、太い黒の上に白い三日月と星 |
| アフガニスタン(三色旗) | 黒・赤・緑のたてじま、紋章 |
| パレスチナ | 黒・白・緑の横じまに、左の赤い三角形 |
「赤・黒・緑の横じまで、黒が太い。そこに三日月」がリビアです。
よくある質問
リビアの国旗の色の意味は?
赤は自由のための血、黒はイタリアに支配された暗い時代、緑は農業と未来のゆたかさを表しています。3つの地方の色でもあります。
リビアの国旗はなぜ緑一色だったのですか?
1977年、カダフィ政権が緑一色の国旗を定めたためです。2011年まで使われました。
今の国旗はいつからですか?
2011年8月3日に、1951年の王国時代の旗が復活しました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
“リビアの国旗の意味は?赤・黒・緑と三日月と星、緑一色だった時代” に1件のコメントがあります