セーシェルの国旗は、左下の角から、青・黄・赤・白・緑の5色がななめに広がるデザインです。
1つの点から、何色もの帯が扇のように広がる国旗は、世界でもセーシェルだけといわれます。
じつはこの旗、独立してから20年のあいだに、3回もデザインが変わってきました。
この記事では、セーシェルの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 5色が表すもの
- ななめに広がるデザインの意味
- 2つの政党の色を合わせた理由
- 3回変わった国旗の歴史
セーシェルの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、対立していた2つの政党の色を、ひとつにまとめた旗です。ポイントは3つあります。
- 5色が、左下からななめに広がる
- 5色は、2つの政党の色を合わせたもの
- 今の旗は、独立後3代目
基本データ
| 正式名称 | セーシェル共和国 |
| 今の国旗になった日 | 1996年6月18日 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | ビクトリア |
| 人口 | 約12万人 |
| 島の数 | 約115 |
5色と、ななめのデザインが表すもの
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 青 | 空と海 |
| 黄 | 太陽 |
| 赤 | 人々の団結と、はたらく力 |
| 白 | 社会の正しさと調和 |
| 緑 | 豊かな土地と自然 |
左下から広がる形は、未来に向かって進んでいく、新しい国の力強さを表しているといわれます。
5色は「2つの政党の色」だった
この5色には、もうひとつの意味があります。当時の2つの政党の色を、1枚の旗に合わせたものなのです。
| 色 | もとになった政党 |
|---|---|
| 赤・白・緑 | 長く政権をになってきた政党 |
| 青・黄 | 野党だったセーシェル民主党 |
ここがトリビア
ベリーズの国旗も、対立する2つの政党の色を合わせた「統一の旗」です。国をひとつにまとめるために、ライバルの色をあえて同じ旗に入れるという工夫は、世界のあちこちで見られます。
独立から20年で、3回変わった国旗
- 1976年 イギリスから独立。白いななめ十字で、赤と青を区切った旗
- 1977年 クーデターが起き、1つの政党だけの体制に。赤と緑の地に、波打つ白い帯の旗
- 1993年 複数の政党が認められる
- 1996年 今の5色の旗になる
2代目の旗は、約19年間使われました。赤は革命、緑は農業、波打つ白い帯は、海の資源と観光を表していました。
この海には、海賊旗がはためいていた
セーシェルの島々は、18世紀のはじめまで、どの国にも治められていませんでした。そのため、インド洋をあらし回る海賊たちのかくれ家になっていたのです。
今は世界有数のビーチリゾートですが、その海には、ドクロの旗がはためく時代があったのです。
国旗クイズで迷わない!覚え方のコツ
| 見るところ | セーシェルの特徴 |
|---|---|
| 形 | 左下の角から、5色が扇のように広がる |
| 色の順番 | 上から時計まわりに、青・黄・赤・白・緑 |
「左下から5色の光が広がる旗」は、ほかにありません。一度見たら忘れない国旗です。
よくある質問
セーシェルの国旗の5色の意味は?
青は空と海、黄は太陽、赤は団結、白は調和、緑は豊かな自然を表します。2つの政党の色を合わせたものでもあります。
セーシェルの国旗は何回変わりましたか?
独立した1976年から1996年までに、3つのデザインが使われました。今の旗は3代目です。
ななめのデザインの意味は?
未来に向かって進む、新しい国の力強さを表しているといわれます。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
“セーシェルの国旗の意味は?ななめに広がる5色と、3回変わった国旗をわかりやすく” に2件のコメントがあります