アラブ首長国連邦(UAE)の国旗は、左に赤い縦の帯、右に緑・白・黒の横じまを並べたデザインです。
この旗をデザインしたのは、当時19歳の青年でした。国中から集まったデザインの中から、彼の案が選ばれたのです。
ドバイやアブダビなど、7つの首長国がひとつになってできた国。その「団結」が、この旗にはこめられています。
この記事では、UAEの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・緑・白・黒の意味
- 19歳の青年がデザインした経緯
- 7つの首長国それぞれの旗
- クウェートなど似た国旗との見分け方
アラブ首長国連邦の国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、アラブの4色で、7つの首長国の団結を表した旗です。ポイントは3つあります。
- 色は、アラブの国々に共通する4色
- デザインしたのは、19歳のアブドゥッラー・マーイナ
- 国ができた1971年12月2日に決まった
基本データ
| 正式名称 | アラブ首長国連邦 |
| 制定日 | 1971年12月2日 |
| デザイン | アブドゥッラー・ムハンマド・マーイナ |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| 首都 | アブダビ |
| 人口 | 約1,000万人 |
4つの色が表すもの
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤 | エネルギーと、国のためにささげられた犠牲 |
| 緑 | 成長と豊かさ |
| 白 | 平和と清らかさ |
| 黒 | 誇りと気高さ |
この4色は「汎アラブ色」と呼ばれ、アラブの国々に共通する色です。4色をまとめて使うことで、アラブの国々のつながりと独立を表しています。
19歳の青年がデザインした国旗
1971年、7つの首長国がひとつにまとまって、アラブ首長国連邦が生まれることになりました。そこで、新しい国の旗のデザインが、国中から募集されます。
選ばれたのは、当時19歳のアブドゥッラー・ムハンマド・マーイナの案でした。そして、国が生まれた1971年12月2日、この旗が国旗として定められます。
ここがトリビア
UAEを構成する7つの首長国(アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジュマン、ウンム・アル=カイワイン、ラアス・アル=ハイマ、フジャイラ)は、それぞれ自分の旗も持っています。多くは赤と白を使ったシンプルな旗で、フジャイラだけは国の旗をそのまま使っています。
ドバイを拠点とする航空会社エミレーツ航空の飛行機には、しっぽにこの国旗が描かれています。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
4色のアラブの国旗はたくさんあります。赤の部分の「形」に注目しましょう。
| 国 | 赤の部分の形 |
|---|---|
| アラブ首長国連邦 | 左はしの縦の長方形 |
| クウェート | 左の黒い台形(赤は横じまの一番下) |
| ヨルダン | 左の赤い三角形(中に白い星) |
| パレスチナ | 左の赤い三角形(星なし) |
「赤い縦の帯が左に立っていればUAE」と覚えましょう。
よくある質問
UAEの国旗の色の意味は?
赤はエネルギーと犠牲、緑は成長と豊かさ、白は平和、黒は誇りを表しています。
UAEの国旗はだれがデザインしましたか?
当時19歳だったアブドゥッラー・ムハンマド・マーイナです。国中から集まった案の中から選ばれました。
クウェートの国旗とのちがいは?
UAEは左に赤い縦の帯、クウェートは左に黒い台形があります。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。
“アラブ首長国連邦(UAE)の国旗の意味は?19歳の青年がデザインした4色の旗” に1件のコメントがあります