アルジェリアの国旗は、左が緑、右が白の2色の上に、赤い三日月と星をのせたデザインです。
アフリカでいちばん面積の大きい国、アルジェリア。国土の多くはサハラ砂漠です。
この旗は、フランスからの独立を求める長い戦いの中で生まれました。そして色の決め方が、とても科学的なのです。
この記事では、アルジェリアの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 緑・白・赤い三日月と星の意味
- 独立戦争の中で生まれた歴史
- 色が「波長」で決められている話
- 似た国旗との見分け方
アルジェリアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、イスラム教と独立への思いを表した旗です。ポイントは3つあります。
- 緑はイスラム教の色
- 赤い三日月と星も、イスラム教のしるし
- 独立した1962年に正式な国旗になった
基本データ
| 正式名称 | アルジェリア民主人民共和国 |
| 制定日 | 1962年7月3日 |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | アルジェ |
| 人口 | 約4,700万人 |
| 面積 | アフリカで第1位 |
緑・白・赤が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 緑 | イスラム教 |
| 白 | 清らかさと平和 |
| 赤い三日月と星 | イスラム教。赤は、独立のために流された血も表す |
緑は、昔からアルジェリアでイスラムのしるしとして使われてきた色です。16世紀にこの地を治めたオスマン帝国の提督も、緑の旗をかかげていました。
独立戦争の中で生まれた国旗
アルジェリアは、1830年から130年以上、フランスの植民地でした。20世紀になると、独立を求める運動がしだいに強まっていきます。
1954年、独立をめざす戦いが始まりました。この戦いは8年近く続く、とても激しい戦争になります。
- 1830年 フランスの植民地になる
- 1934年 独立運動の団体が、緑の旗を使う
- 1954年 独立戦争が始まる
- 1958年 独立運動の臨時政府が、今に近い旗を使う
- 1962年 独立。7月3日に正式な国旗になる
ここがトリビア
アルジェリアの国旗の色は、なんと光の「波長」で決められています。たとえば緑は「青と黄を同じ量まぜた色で、波長5,411オングストローム」。国旗の色をここまで科学的に定めている国は、とてもめずらしいのです。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| アルジェリア | 緑と白の縦2色に、赤い三日月と星 |
| パキスタン | 緑の地に白い三日月と星、左はしに白い帯 |
| トルコ | 赤い地に白い三日月と星 |
「緑と白の2色で、三日月が赤ならアルジェリア」と覚えましょう。
よくある質問
アルジェリアの国旗の色の意味は?
緑はイスラム教、白は清らかさと平和、赤い三日月と星はイスラム教と、独立のために流された血を表しています。
アルジェリアの国旗はいつできましたか?
独立した1962年の7月3日に正式な国旗になりました。
パキスタンの国旗とのちがいは?
パキスタンは三日月と星が白く、左はしに白い帯があります。アルジェリアは緑と白が半分ずつで、三日月と星が赤です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。