オマーンの国旗は、左に赤いたての帯、右に白・赤・緑の横じまを組み合わせたデザインです。
左上には、曲がった短剣と、交差した2本の剣の紋章が描かれています。
実はオマーンの国旗は、1970年まで、何も描かれていない真っ赤な旗でした。
この記事では、オマーンの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 白・赤・緑の意味
- 短剣と剣の紋章のこと
- 真っ赤な旗から変わった理由
- 似た国旗との見分け方
オマーンの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、真っ赤な旗に、白と緑を足してできた旗です。ポイントは3つあります。
- 1970年まで、国旗は真っ赤な無地だった
- 左上の紋章は、短剣「ハンジャル」と2本の剣
- 縦横の比率が、2回変わった
基本データ
| 正式名称 | オマーン国 |
| 制定日 | 1970年12月17日 |
| 縦横の比率 | 4:7(2004年から) |
| 首都 | マスカット |
| 人口 | 約500万人 |
白・赤・緑と紋章が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 白 | 平和。昔の宗教の指導者「イマーム」の色でもある |
| 緑 | 北部の「ジャバル・アフダル(緑の山)」と、大地のゆたかさ |
| 赤 | 昔の真っ赤な国旗と、オマーンの人々の戦い |
| 短剣と2本の剣 | 18世紀からの王家(ブーサイード家)のしるし |
短剣は「ハンジャル」と呼ばれる、くの字に曲がった伝統的な短剣です。オマーンの男性が、正装のときに腰につけるものなんですよ。
真っ赤な旗から変わった理由
1970年まで、オマーンの国旗は赤一色の旗でした。この年、カーブース国王が父に代わって国王になり、新しい国づくりを始めます。
そのとき、赤い旗に白と緑の帯と紋章を加えた、今の国旗が生まれました。
- 1970年まで 赤一色の旗
- 1970年12月17日 今のデザインの国旗が決まる(比率3:4)
- 1995年 比率が1:2に変わる。まん中の赤い帯も太くなる
- 2004年 比率が4:7に変わる
ここがトリビア
4:7という比率は、国旗としてはかなりめずらしい数字です。よく使われる2:3や1:2とはちがう、オマーンならではの比率です。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| オマーン | 左に赤のたて帯、右が白・赤・緑の横じま、左上に紋章 |
| アラブ首長国連邦 | 左に赤のたて帯、右が緑・白・黒の横じま(紋章なし) |
| ベラルーシ | 赤と緑の横じま、左に模様 |
UAEとよく似ていますが、「紋章があって、下が緑ならオマーン」です。
よくある質問
オマーンの国旗の色の意味は?
白は平和、緑は大地のゆたかさ、赤は昔の国旗と人々の戦いを表しています。
左上の紋章は何ですか?
曲がった短剣「ハンジャル」と交差した2本の剣で、王家のしるしです。
オマーンの国旗はいつできましたか?
1970年12月17日です。それまでは赤一色の旗でした。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。