タジキスタンの国旗は、上から赤・白・緑の3本の横じまに、金色の王冠と7つの星をのせたデザインです。
まん中の白い帯は、ほかの2本より太いのが特徴です。
そしてこの王冠には、「タジク」という国の名前にまつわる、おもしろい話があるんです。
この記事では、タジキスタンの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・白・緑の意味
- 王冠と「タジク」という名前の関係
- 星が7つある理由
- ソ連時代の旗とのつながり
タジキスタンの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、王冠と7つの星で、民族の名前と幸せを表した旗です。ポイントは3つあります。
- 白い帯は、赤と緑の1.5倍の太さ
- 王冠は、「タージ(冠)」という言葉と関係がある
- 7つの星は、完全さと幸せの数
基本データ
| 正式名称 | タジキスタン共和国 |
| 制定日 | 1992年11月24日 |
| 国旗の日 | 11月24日 |
| 縦横の比率 | 1:2 |
| しまの太さ | 赤2:白3:緑2 |
| 首都 | ドゥシャンベ |
赤・白・緑と、王冠と星が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤 | 国の団結、勝利、日の出 |
| 白 | 清らかさ、山の雪と氷、綿花 |
| 緑 | ゆたかな自然、実りの多い谷、イスラム教 |
| 金色の王冠 | サーマーン朝(昔の王朝)と、タジクの人々 |
| 7つの星 | 完全さと幸せ |
ここがトリビア
「タジク」という民族の名前は、ペルシア語で冠を意味する「タージ」と結びつけて語られることがあります。だから国旗に王冠が描かれているのです。
なぜ星は7つ?
ペルシアの神話では、7は完全さと幸せの数とされています。
言い伝えでは、天には7つの山と7つの果樹園があり、それぞれの山の上に星がかがやいているといわれます。国旗の7つの星は、この言い伝えから来ているのです。
ソ連時代の旗とのつながり
タジキスタンは、1991年までソ連の一部でした。ソ連時代の旗は、赤い地に白と緑の帯が入ったデザインでした。
- 1953年 ソ連時代のタジクの旗(赤い地に白と緑の帯)
- 1991年 ソ連から独立
- 1992年11月24日 今の国旗が決まる
今の国旗は、ソ連時代の旗の「赤・白・緑」の並びと、1:2の比率をそのまま受けついでいます。旧ソ連の国の中で、新しい国旗を決めたのはタジキスタンが最後でした。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| タジキスタン | 赤・太い白・緑の横じま、まん中に王冠と7つの星 |
| イラン | 緑・白・赤の横じま(緑が上)、まん中に赤い紋章 |
| ハンガリー | 赤・白・緑の横じま(同じ太さ、模様なし) |
ハンガリーと同じ色の順番ですが、「白が太くて王冠があればタジキスタン」です。
よくある質問
タジキスタンの国旗の色の意味は?
赤は団結と勝利、白は清らかさや山の雪、緑はゆたかな自然とイスラム教を表しています。
王冠は何を表していますか?
サーマーン朝とタジクの人々です。「タジク」という名前は、冠を意味する「タージ」と結びつけて語られます。
星が7つなのはなぜですか?
ペルシアの神話で、7が完全さと幸せの数とされているからです。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。