東ティモールの国旗は、赤い地に、黄色と黒の2つの三角形を重ね、黒い三角形の中に白い星を置いたデザインです。
東ティモールは、21世紀になって最初に独立した国。2002年に独立しました。
そしてこの国旗、実は1975年に一度かかげられた旗なんです。そのあと長いあいだ、使えない時代が続きました。
この記事では、東ティモールの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤・黄・黒・白の意味
- 1975年と2002年で変わった色の意味
- 独立までの長い道のり
- 似た国旗との見分け方
東ティモールの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、独立への長い戦いを表した旗です。ポイントは3つあります。
- 黄色と黒の2つの三角形が重なっている
- 白い星は「導く光」
- 1975年に生まれ、2002年の独立で正式な国旗に
基本データ
| 正式名称 | 東ティモール民主共和国 |
| 最初にかかげられた年 | 1975年11月28日 |
| 正式な国旗になった年 | 2002年(独立) |
| 首都 | ディリ |
| 人口 | 約140万人 |
色と星が表すもの
東ティモールの国旗は、色の意味が2回説明されています。1975年の説明と、2002年の憲法での説明です。
| 色・形 | 1975年の意味 | 2002年の憲法での意味 |
|---|---|---|
| 黒 | 400年にわたる植民地の苦しみ | 乗りこえるべき「無知や暗さ」 |
| 黄 | 植民地時代のあとと、独立への戦い | 国のゆたかさ |
| 赤 | 人々が流した血 | 独立のための戦い |
| 白い星 | よりよい未来への希望 | 平和と「導く光」 |
ここがトリビア
同じ旗でも、独立したあとは「未来」に目を向けた意味に変わっているのがわかりますね。
独立までの長い道のり
東ティモールは、400年以上ポルトガルの植民地でした。1975年に独立を宣言して、この旗がかかげられます。
ところがその直後、となりのインドネシアに併合され、旗も使えなくなってしまいました。
- 16世紀〜 ポルトガルの植民地になる
- 1975年11月28日 独立を宣言し、この国旗をかかげる
- 1975〜1999年 インドネシアに支配される
- 1999年 住民投票で独立が選ばれる
- 1999〜2002年 国連の暫定統治
- 2002年5月20日 独立。この国旗が正式な国旗に
東ティモールの人々にとって、国旗は「聖なるもの」とされるほど大切な存在です。それだけ、この旗に強い思いがこめられているのです。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| 東ティモール | 赤い地に、黄と黒の2つの三角形、白い星 |
| キューバ | 青と白の横じまに、赤い三角形と白い星 |
| ジンバブエ | 7本の横じまに、白い三角形と鳥 |
「三角形が2つ重なっていたら東ティモール」と覚えましょう。
よくある質問
東ティモールの国旗の色の意味は?
2002年の憲法では、黒は乗りこえるべき暗さ、黄は国のゆたかさ、赤は独立の戦い、白い星は平和と導く光を表します。
東ティモールの国旗はいつできましたか?
1975年11月28日に最初にかかげられ、2002年の独立で正式な国旗になりました。
東ティモールはいつ独立しましたか?
2002年5月20日です。21世紀最初の独立国です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。