バルバドスの国旗は、青・金色・青の3本のたてじまに、黒い「三叉の矛(さんさのほこ)」を描いたデザインです。
三叉の矛とは、先が3つに分かれた、やりのような道具。よく見ると、この矛は柄(え)の部分が折れています。
わざと折れた形で描いているのには、ちゃんとした意味があるのです。
この記事では、バルバドスの国旗の意味と歴史を、表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青と金色が表すもの
- 三叉の矛が「折れている」理由
- 1,029の案から選ばれた経緯
- デパートの布でつくった最初の旗
バルバドスの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、海と砂浜に、独立のしるしを描いた旗です。ポイントは3つあります。
- 青は海と空、金色は砂浜
- 三叉の矛は、柄が折れている
- 美術の先生がデザインした
基本データ
| 正式名称 | バルバドス |
| 制定日 | 1966年11月30日 |
| デザイン | グラントリー・プレスコッド |
| 縦横の比率 | 2:3 |
| 首都 | ブリッジタウン |
| 人口 | 約28万人 |
青・金色・三叉の矛が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 青 | 島をかこむ海と空 |
| 金色 | 砂浜 |
| 三叉の矛 | 海の神ポセイドンの矛 |
| 折れた柄 | 植民地支配との決別 |
折れた矛は「独立のしるし」
イギリスの植民地だったころ、バルバドスの紋章には、イギリスを表す女神「ブリタニア」が描かれていました。ブリタニアが手に持っていたのが、三叉の矛です。
新しい国旗では、その矛の柄の部分を折った形で描きました。イギリスの支配から抜け出したことを、目に見える形で表したのです。
1,029の案から選ばれた、美術の先生のデザイン
独立を前に、国旗のデザインが全国から募集されました。集まった案は1,029。その中から選ばれたのが、美術の先生グラントリー・プレスコッドの案でした。
賞金は500ドル。プレスコッドはそれを新聞社に寄付したといわれます。
ここがトリビア
初代首相エロル・バローは、プレスコッドに最初の国旗づくりも頼みました。彼はデパートで布を選んで、自分の手で7枚ほどの旗をつくったそうです。
そして1966年11月30日の真夜中、バルバドスが独立した瞬間に、新しい国旗がはじめてかかげられました。
- 1833年〜 イギリスの植民地としてイギリスの旗を使う
- 1958〜62年 西インド連邦の一員として、連邦の旗を使う
- 1966年 独立。今の国旗になる
- 2021年 女王を国の元首としない「共和国」になる
国旗クイズで迷わない!覚え方のコツ
| 見るところ | バルバドスの特徴 |
|---|---|
| 色 | 青・金色・青のたてじま |
| まん中 | 黒い三叉の矛(柄が折れている) |
「南の島の海と砂浜に、海の神さまの矛」とイメージすると、すぐに覚えられます。
よくある質問
バルバドスの国旗の矛は何ですか?
海の神ポセイドンの「三叉の矛」です。柄が折れているのは、植民地支配から独立したことを表しています。
青と金色の意味は?
青は海と空、金色は砂浜を表しています。
だれがデザインしましたか?
美術の先生、グラントリー・プレスコッドです。1,029の応募作から選ばれました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。