アルバニアの国旗は、赤い地に、黒い双頭のワシを描いたデザインです。
色は赤と黒の2色だけ。とても力強い印象の旗ですよね。
このワシの旗は、500年以上前、オスマン帝国と戦った英雄の旗がもとになっています。
この記事では、アルバニアの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 赤と黒い双頭のワシの意味
- 英雄スカンデルベグの旗のこと
- 王冠や星が加えられた時代
- 似た国旗との見分け方
アルバニアの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、英雄スカンデルベグの旗を受けついだ国旗です。ポイントは3つあります。
- 赤は勇気と強さ、黒い双頭のワシはアルバニアという国
- もとは15世紀の英雄スカンデルベグの旗
- 1912年、オスマン帝国からの独立で国旗になった
基本データ
| 正式名称 | アルバニア共和国 |
| 国旗になった年 | 1912年(独立) |
| 今の形になった年 | 1992年 |
| 縦横の比率 | 5:7 |
| 首都 | ティラナ |
| 人口 | 約240万人 |
赤と黒い双頭のワシが表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤 | 勇気、強さ、そして流された血 |
| 黒い双頭のワシ | アルバニアという国。昔からアルバニア人のしるし |
アルバニア語で、自分たちの国は「シュチパリア」と呼ばれます。これは「ワシの国」という意味だと説明されることも多いんです。ワシは、まさに国の顔なのですね。
英雄スカンデルベグの旗
15世紀、アルバニアは強大なオスマン帝国に支配されていました。そこに立ち上がったのが、スカンデルベグという英雄です。
彼は1443年にオスマン帝国の軍をはなれ、アルバニアの人々をまとめて、25年にわたり戦いました。このとき使われたのが、赤い地に黒い双頭のワシの旗です。
ここがトリビア
1911年、反乱の中でこのワシの旗がかかげられたとき、リーダーは「450年ぶりに、この旗を見る権利を勝ちとった」と語ったと伝えられています。
王冠や星が加えられた時代
赤と黒のワシの旗は、時代によって少しずつ姿を変えてきました。
- 1443年 スカンデルベグが、赤地に黒い双頭のワシの旗を使う
- 1912年 オスマン帝国から独立し、国旗になる
- 1928年 ゾグ国王の時代、ワシの上に王冠が加わる
- 1939年 イタリアに占領され、王冠が別のしるしに変わる
- 1946年ごろ 共産主義の政府が、金色のふちの赤い星を加える
- 1992年 星がなくなり、今の国旗になる
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| アルバニア | 赤い地に黒い双頭のワシ |
| モンテネグロ | 赤い地に金色のふち、金色の双頭のワシ |
| セルビア | 赤・青・白の横じまに、白い双頭のワシの紋章 |
「赤に黒いワシだけ」というシンプルさが、アルバニアの見分けポイントです。
よくある質問
アルバニアの国旗の色の意味は?
赤は勇気と強さ、流された血を表し、黒い双頭のワシはアルバニアという国を表しています。
ワシの旗はいつからありますか?
15世紀の英雄スカンデルベグが使った旗がもとです。1912年の独立で国旗になりました。
モンテネグロの国旗とのちがいは?
モンテネグロは赤い地に金色のふちと金色のワシ、アルバニアは黒いワシだけです。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。