アイスランドの国旗は、青い地に、白いふちどりのある赤い十字を描いたデザインです。
アイスランドは、「氷と火の国」と呼ばれます。氷河と火山がある国だからです。そして国旗の色も、まさにその風景を表しているといわれます。
最初の旗には、赤い十字はありませんでした。白い十字だけだったのです。
この記事では、アイスランドの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 青・白・赤が表す「氷と火」
- 白い十字だけだった最初の旗
- 赤い十字が足された理由
- ノルウェーなど北欧の国旗との見分け方
アイスランドの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、氷と火の島の風景を、十字で描いた旗です。ポイントは3つあります。
- 赤は火山の火、白は氷と雪、青は山と海
- 最初は白い十字だけだった
- 1915年に赤い十字が足された
基本データ
| 正式名称 | アイスランド |
| 今のデザインになった日 | 1915年6月19日 |
| 国旗の法律 | 1944年6月17日(共和国になった日) |
| 縦横の比率 | 18:25 |
| 首都 | レイキャビク |
| 人口 | 約39万人 |
青・白・赤が表す「氷と火の国」
| 色 | 表しているもの |
|---|---|
| 赤 | 火山の火 |
| 白 | 氷と雪 |
| 青 | 山々と、島をかこむ海 |
アイスランドには、大きな氷河がある一方で、今も活動する火山がたくさんあります。氷と火が同時にある島を、3つの色で表しているのです。
十字の形は、デンマークやノルウェーなど、北欧の国々に共通する「北欧十字」です。キリスト教を表しています。
白い十字だけだった最初の旗
アイスランドは、長くデンマークに治められていました。19世紀の終わりごろ、自分たちのしるしとして使われはじめたのが、青い地に白い十字の旗です。1897年には、人々の前で初めてかかげられました。
ここがトリビア
ところが、この白い十字の旗は、ほかの国の旗とよく似ていたのです。そこで1915年、白い十字の中に赤い十字を入れることになりました。これで、ほかの旗とはっきり見分けられるようになったのです。
- 1897年 青い地に白い十字の旗が、初めて人々の前でかかげられる
- 1915年 白い十字の中に赤い十字を入れた、今のデザインが決まる
- 1918年 デンマークから主権が認められ、国の旗になる
- 1944年 完全に独立して共和国に。国旗の法律ができる
国旗クイズで迷わない!北欧の国旗との見分け方
北欧の国旗は、どれも十字の形です。色の組み合わせで見分けましょう。
| 国 | 地の色 | 十字の色 |
|---|---|---|
| アイスランド | 青 | 赤(白いふち) |
| ノルウェー | 赤 | 青(白いふち) |
| デンマーク | 赤 | 白 |
| スウェーデン | 青 | 黄 |
| フィンランド | 白 | 青 |
アイスランドとノルウェーは、色の組み合わせがちょうど反対です。「アイスランドは青い地」と覚えましょう。
よくある質問
アイスランドの国旗の色の意味は?
赤は火山の火、白は氷と雪、青は山と海を表すといわれます。
ノルウェーの国旗とのちがいは?
アイスランドは青い地に赤い十字、ノルウェーは赤い地に青い十字です。色が反対になっています。
アイスランドの国旗はいつできましたか?
今のデザインは1915年に決まりました。1944年に共和国になったとき、国旗の法律ができています。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。