マダガスカルの国旗は、左に白いたての帯、右に赤と緑の横じまを組み合わせた、ちょっと変わった形の三色旗です。
国旗の色には、たいていりっぱな意味がありますよね。でもマダガスカルの旗の色には、もともと意味がなかったんです。
意味が語られたのは、旗が採用されたその日。いわば「あとづけ」だったのです。
この記事では、マダガスカルの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 白・赤・緑の意味
- ラジオで呼びかけたデザイン募集
- 「あとづけ」だった色の意味
- 今の暮らしに根ざした意味
マダガスカルの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、「見た目がよく、覚えやすい」で選ばれた旗です。ポイントは3つあります。
- ラジオでデザインが募集された
- 選ばれた理由は、見た目と覚えやすさ
- 1958年から、一度も変わっていない
基本データ
| 正式名称 | マダガスカル共和国 |
| 制定日 | 1958年10月21日 |
| デザイン | アンドリアヌメ・ラナイヴォソア |
| 首都 | アンタナナリボ |
| 人口 | 約3,000万人 |
「あとづけ」だった色の意味
1958年、独立に向けて、ラジオ局が国旗のデザインを広く呼びかけました。最終候補の5つの旗は、女性たちが持って壇上に並び、代表たちの前で発表されたといいます。
選ばれたのは、国の地理院で働いていたアンドリアヌメ・ラナイヴォソアの案。理由は「見た目が美しく、色がわかりやすく、覚えやすい」というものでした。
ここがトリビア
採用の日、議会の担当者は「白は純粋さ、赤は主権。そして緑は、みなさん、希望です」と説明しました。これが、色に意味があたえられた最初の瞬間だったのです。
- 1958年10月15日 委員会がデザインを選ぶ
- 1958年10月21日 正式に採用され、首都で初めてかかげられる
- 1960年 フランスから独立
- 今 一度も変わっていない
今の暮らしに根ざした意味
| 色 | 今の大統領府の説明 | 暮らしの中の色 |
|---|---|---|
| 白 | 自由と清らかさ | 主食のお米、女性の伝統衣装 |
| 赤 | 国の団結 | 家を建てる赤い土のレンガ |
| 緑 | 希望 | 島をおおう森 |
最初は意味のなかった色に、半世紀あまりのあいだに、たくさんの意味が重ねられていったのですね。
実は採用されたころ、赤と白は昔の王国の色、赤と緑は当時の与党の色でもあったため、批判の声もありました。それでも国旗は変わらず、今に受けつがれています。
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| マダガスカル | 左に白のたて帯、右に赤と緑 |
| ベナン | 左に緑のたて帯、右に黄と赤 |
| ベラルーシ | 赤と緑の横じま、左に模様 |
「左が白、右に赤と緑」ならマダガスカルです。
よくある質問
マダガスカルの国旗の色の意味は?
白は自由と清らかさ、赤は団結、緑は希望を表すとされています。
色の意味は最初から決まっていたのですか?
いいえ。デザインが先に選ばれ、採用の日に意味が語られました。
マダガスカルの国旗はいつできましたか?
1958年10月21日です。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。