パナマの国旗は、旗を4つの四角に分け、左上に白地に青い星、右上に赤、左下に青、右下に白地に赤い星を置いたデザインです。
この旗は、1903年11月、パナマが独立を宣言するほんの数日前につくられました。
当時この地を治めていたコロンビアの軍に見つからないよう、こっそりぬい上げられた旗なんです。
この記事では、パナマの国旗の意味と歴史を、表と年表を使ってやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 4つの四角と2つの星の意味
- 青と赤が表す2つの政党
- こっそりぬわれた旗の話
- 最初の案が却下された理由
パナマの国旗とは?3行でわかるポイント
ひと言でいうと、対立する2つの政党が、平和に国をつくる願いの旗です。ポイントは3つあります。
- 青は保守党、赤は自由党、白は平和
- 指導者の息子が描き、妻がぬった
- 最初の案は、アメリカの旗に似すぎて却下
基本データ
| 正式名称 | パナマ共和国 |
| 最初の旗の完成 | 1903年11月1日 |
| 独立 | 1903年11月3日 |
| 国旗の日 | 11月4日 |
| 首都 | パナマシティ |
| 人口 | 約450万人 |
4つの四角と2つの星が表すもの
| 色・形 | 表しているもの |
|---|---|
| 青 | 保守党 |
| 赤 | 自由党 |
| 白 | 平和 |
| 青い星 | 国の暮らしの清らかさと誠実さ |
| 赤い星 | 国の権威と法 |
ここがトリビア
当時はげしく対立していた2つの政党の色が、同じ大きさで向かい合い、そのあいだを白い平和がつないでいます。「ケンカしないで仲良く」というメッセージなんですね。
軍の目をのがれて、こっそりぬわれた
20世紀のはじめ、パナマはコロンビアの一部でした。運河をつくりたいアメリカの後押しもあり、独立の動きが進みます。
最初の国旗案は、アメリカの星条旗をもとにしたもの。でも独立運動の指導者たちは「よその国のまねに見える」と、この案を退けました。
代わりの旗は、指導者の息子マヌエル・アマドールが描き、妻マリアがぬい上げました。計画がコロンビア軍に知られたらすべてが終わってしまうので、軍の目をさけながら、3枚の旗を仕上げたのです。
- 1903年11月1日 3枚の旗が完成
- 1903年11月3日 独立を宣言。旗がひるがえる
- その後 左上を、どちらの政党の色でもない白に入れかえる
- 1925年 法律で国旗が定められる
国旗クイズで迷わない!似た国旗との見分け方
| 国 | 見分けるところ |
|---|---|
| パナマ | 4つの四角、白い四角に青と赤の星 |
| ドミニカ共和国 | 白い十字で青と赤を4つに分ける、まん中に紋章 |
| チリ | 白と赤の横じま、左上の青い四角に白い星 |
「四角が4つで、星が2つ」ならパナマです。
よくある質問
パナマの国旗の色の意味は?
青は保守党、赤は自由党、白は平和を表しています。
2つの星の意味は?
青い星は国の暮らしの清らかさと誠実さ、赤い星は国の権威と法を表しています。
パナマの国旗は誰がつくりましたか?
独立運動の指導者の息子が描き、妻のマリアがぬい上げました。
国旗の形や色をどれだけ覚えられたか、ぜひノーマルモードのクイズで力試ししてみてください。